12.SEOによる集客
ネットショップへSEOによる集客
SEOはインターネットでネットショップにヒトを集めるための重要な技術の一つです。ですが、よほどマイナーな商品でない限り、SEOにかける労力は報われる事が少なく、この集客方法だけだと、ショップ側が売り上げのコントロールができないので、SEOはネットショップ運営における集客の要素としては二次的なものとなります。
1.相対比較
SEOによる集客を考えるとき、一番最初に実行することは、どれだけライバルが居るかを知る事です。極端な例を挙げますと、もしこれを読んでいるあなたの扱う商品がこの世に一つしか存在しないものだったら、SEOを意識しなくても普通にショップを制作・公開すれば検索結果の一番に表示されます。これがものすごくライバルが多い商品、たとえば「お米」のネットショップを公開する場合だと、「お米」の検索キーワードで一番に表示させるのはかなり困難です。というかはっきりいって不可能です。
2.キーワードの選定
「お米」にはライバルが多いからといって、それであきらめてはいけません。次に考えるのはキーワードの選定です。「お米」だと難しいですが、「**県**市**町のお米」とすれば、一気に上位表示が簡単になります。しかし「**県**市**町のお米」で検索するヒトは皆無です。すみません。分かりやすいように極端な例を挙げて説明させていただきました。
つまり、検索される回数が多くて、まだライバルの少ないキーワード。これを見つけることができたら、一気にSEOがネットショップの強力な集客ツールになります。アガリクスというキノコをご存じでしょうか?この商品名、「アガリスク」って言い間違いが多いです。これが大きなヒントですね!つまり「アガリクス」でSEOをするのも良いのですが、ライバルが多ければ、「アガリスク」で検索キーワードを間違う方を狙うのも一つの作戦です。
3.内部要因
SEOの内部要因とは、ネットショプのページ構成やページの記述方法などの要素を読んでいたのですが、昨今の検索エンジンはそういったテクニカルな部分を評価の対象とすることは少なく、最近「内部要因」といえば、いかにオリジナルで重要な情報がネットショップ内にあるのかといった、「コンテンツSEO」を重要視しています。
一言で言えば、その商品について、ライバルのどのショップやHPに負けない情報を公開することができたら、上位表示の可能性が高くなります。
4.外部要因
優れた情報を発信しているネットショップやホームペ-ジは他のホームページやfacebookで「いいね」を押されたり、ツイートされたりするはず。これが今の検索エンジンの思考回路です。つまり、ネットショップを作ったら、そのアドレスをブログで紹介してもらったり、HPからリンクを貼ってもらったりすることで、評価が上がります。
絶対にやってはいけない事は、この外部要因を有料で実施してくれるサービスを利用する事です。グーグルは有料のリンクを見つけた場合はペナルティを課すという明確な指針を打ち出しています。
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